北海道の中学生の21.8%がSNSや動画視聴に費やす時間「4時間以上」全国平均上回る 学力・学習状況調査結果発表
北海道教育委員会は2024年7月29日、国が実施した「全国学力・学習状況調査」について、道内公立小中学校での調査結果を発表しました。
調査は4月18日に国語と算数・数学の2教科で実施され、道内からは公立の小中学生合計6万8145人が参加しました。
調査結果によりますと、北海道の成績は小中学校ともにすべての教科で全国平均を下回りましたが、小学校の国語と中学校の数学では全国平均との差が縮まったということです。
一方、携帯電話やスマートフォンでSNSや動画視聴に費やす1日あたりの時間については、小学校では15.0%、中学校では21.8%が「4時間以上」と回答し、いずれも全国平均より高く、2年前の調査よりも上がっています。
教育長は「望ましい学習・生活習慣の確立など、学校、家庭、地域、行政が一体となった取り組みを進めてまいります」とコメントしています。