泊原発に新たな防潮堤 高さ16.5メートル⇒19メートルに 工事費1800億円 北電
北海道電力は、泊原発の津波対策として新たな防潮堤の設置工事を2024年3月28日から開始すると発表しました。
新たな防潮堤は全長約1.2キロ・高さ海抜19メートル・幅最大30メートルで、工事費はおよそ1800億円を見込んでいます。
また「岩着支持構造」という、地中約30メートルの強い岩盤に直接防潮堤を固定させる構造を採用しました。
泊原発のこれまでの防潮堤は、高さは16.5メートル・幅22メートルでしたが、最大津波が高くなる可能性あり、2023年10月に引き上げを決めていました。
新たな防潮堤の完成時期は着工から3年程度を目標としていて、北海道電力はさらに少しでも早い完成を目指すとしています。