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新潟大学で卒業式 コロナ禍乗り越え 約3000人が門出の日 「人間として大きく成長する機会」《新潟》

2025年3月24日 10:18
新潟大学で卒業式 コロナ禍乗り越え 約3000人が門出の日 「人間として大きく成長する機会」《新潟》

新潟大学の卒業式が24日、新潟市で開かれました。約3000人が門出の日を迎えました。

色とりどりの袴のようにそれぞれの道へと進みます。朱鷺メッセで24日、新潟大学の卒業式が開かれました。2021年に入学した大学4年生。新型コロナの影響で入学式は規模を縮小しましたが、卒業式は通常通りの開催です。

〈卒業生〉
「友だちともたくさんお出かけして、旅行もできて、たくさん楽しい思い出ができました。たくさん外にも出られて、人とも触れ合えて、楽しい大学生活でした」

〈卒業生〉
「テレビ局の仕事に就きます。福島県です。地震とか、今は駅前の開発も進んでいるので、土地開発とか事件についても皆さんの生活を守れたらいいなと思っています」

〈大学院を卒業〉
「辛かったこともあったが、楽しく終われたと思います。もの作りに関わっていきたいと思っています」

卒業生は学部や大学院など計3018人。

牛木辰男学長が「学ぶことを忘れずに前に進んでください」と言葉を送ると、卒業生代表の牧絵里加さんがコロナ禍が徐々に明けたことを振り返り「多様な活動を通じて人間として大きく成長する機会を得ることができた」とこたえました。

この卒業式、気持ちを新たにしたのは学生だけではありません。

〈娘が卒業〉
「やっとこれで肩の荷がおりたなと言う感じですね」

〈孫が卒業〉
「きょうのために買ってきたんですよ。大事な孫なんで。感動いっぱいです朝から。夕べなんか眠れなくてね。朝早く起きて用意してきました。お陰さまで冥土の土産にもなります」

〈息子が卒業〉
「新潟大学というすばらしい学びの場で学習させてもらったことが親としても光栄です。誇りに思います」

〈孫が卒業〉
「最高だね。涙が出る…。何にも言うことないですね。ありがとうございますだけ」
〈卒業生〉
「家族・友人に支えられて卒業できてよかったです」

多くの人に支えられて迎えた晴れの日。かけがえのない思い出を、胸にそれぞれの道へと羽ばたきます。

最終更新日:2025年3月24日 10:18
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