JAおおいた総代会 次期体制決まらず 壁村雄吉会長 一連の騒動を謝罪
次の体制案が決まらない異例の事態となっているJAおおいたは、26日総代会を開き、組合員に一連の事態について謝罪しました。
新たな体制案が決まり次第臨時の総代会を開く方針です。
26日開かれたJAおおいたの最高意思決定機関にあたる総代会。
経営方針などを決める経営管理委員会の委員改選を巡って現在の会長である壁村雄吉氏が地元の日田地区の地域枠で落選。
全域枠での選出を目指していましたが総代会までに結論が出ませんでした。
26日、総代会が行われた会場の前。
そこには壁村会長の辞任を訴える組合員の姿がありました。
◆組合員
「地元日田で総代の代表選挙(選考会議)で選ばれなかったわけで潔く辞めて次の人に譲るべき。皆の意見をよく聞いてそれで決めてほしい」
組合員およそ160人が出席する中、壁村雄吉会長は一連の事態を謝罪しました。
◆JAおおいた 壁村雄吉会長
「本来であれば、本総代会の議案に役員改選を上程すべきところ、 候補者の選任に至らず、改めて臨時総代会の召集を行うことを深くお詫び申し上げます」
総代会では出席した組合員から次の体制案を出せなかったことに対し厳しい意見が複数出たということです。
壁村会長は職員の不祥事が相次いでいるJAおおいたの改革に取り組んでいる最中であるとして再選を目指す考えです。