「自分の目で見て自分の心で感じてほしい」 戦争まつわる史料館が県護国神社に開館 大分
大分市の県護国神社で8日、戦争にまつわる所蔵品を展示する施設が開館しました。
太平洋戦争が開戦した12月8日、平和を願って開館したのは「史料館 寄須処」です。
県護国神社は2025年、創建150年と戦後80年の節目の年を迎えることから、戦争にまつわる所蔵品の展示施設をリニューアルしました。
館内には旧日本軍の兵士の装備品など50点あまりが展示されています。
この中には、2024年8月に閉館した大分市上野丘の予科練資料館から引き継がれた、特攻隊ゆかりの品も含まれています。
◆予科練資料館を運営してきた 川野孝康さん
「こんなに立派に展示され、驚いている。県護国神社に感謝している」
◆県護国神社 八坂秀史 宮司
「80年前は全く違った日本だったと。自分の目で見て自分の心で感じてほしいと思う」
「史料館 寄須処」は毎日午前9時から午後4時まで見学を受け付けています。
今後、展示品の入れ替えも行う予定だということです。