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「必要に応じて自主的に避難を」初の南海トラフ臨時情報(巨大地震注意)発表

2024年8月8日 21:38
「必要に応じて自主的に避難を」初の南海トラフ臨時情報(巨大地震注意)発表

8日午後5時ごろ日向灘を震源とする最大震度6弱を観測した地震を受けて気象庁は南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」を発表しました。

大分県は自主的な備えや必要に応じた避難を呼び掛けています。

気象庁によりますと午後4時43分ごろ日向灘を震源とする地震が発生し大分県内では最大震度4を観測。

一時、豊後水道沿岸に津波注意報が発表されました。

◆街の人は
「緊急の携帯が鳴って、えっと思って構えていたら、そのまま縦揺れみたいな感じで電信柱が揺れるのがあったので、やばいなと思った」

「結構ゆっくり大きくゆれたなという印象だった」

今回の地震を受けて気象庁は南海トラフ地震臨時情報を初めて発表し、専門家による評価検討会を行いました。
その結果、今後、想定震源域とその周辺で規模の大きな地震が発生する可能性が平常時と比べて相対的に高まっているとして「巨大地震注意」を発表しました。

この情報で、国や県は巨大地震に備えるための事前避難は求めません。しかし、避難場所の確認や家具の固定など備えを再確認したうえで必要に応じて自主的に避難して欲しいとしています。

◆街の人は
「ちょっと怖いですね。一人暮らしなので、いろいろ対策しないといけないかなと」

「(震度4より)もっと揺れたような感じがしましたね。ちょっといろいろ考えないといけない」


佐伯市では巨大地震注意を受けて災害対策本部を設置今後の対応を検討しています。
また県も災害対策連絡室を立ち上げ対応にあたっています。

県は「災害の危険が普段より高まったので、十分に備えをして必要に応じて避難してほしい」と呼び掛けています。

岸田首相は「日頃からの地震への備えの再確認と、地震が発生したらすぐに避難できる準備を行っていただきたい」「無用の混乱を避けるため、いわゆる偽情報の拡散などは絶対に行わないようにしていただきたい」と呼びかけました。

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