大分県で「住宅全焼」相次ぐ 県内全域に乾燥注意報 火の取り扱いに注意
大分県内では26日、住宅が全焼する火事が相次いで発生しました。
県内全域に乾燥注意報が出ていて気象台は火の取り扱いに注意するよう、呼びかけています。
最初の火事があったのは大分市大在北の住宅です。
警察と消防によりますと26日午前6時ごろこの家の住人から「ベッドから火が出ている」と119番通報がありました。
消防車7台が出動し火はおよそ2時間後に消し止められましたが木造2階建ての住宅1棟が全焼しました。この火事で住人の84歳の男性が顔などにやけどを負い病院に搬送されましたが命に別条はないということです。
また、杵築市大内でも26日午前7時ごろ木造平屋建ての住宅1棟が全焼する火事が起きています。この火事によるけが人はいません。
いずれの火事も警察と消防が実況見分を行い出火原因を調べています。大分地方気象台は、県内全域に乾燥注意報を出しています。県内ではしばらく乾燥した状態が続く見込みで火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。