別府ライドシェア「乗降場所を自由に」12月から実証実験始まる 利用客が行き先や時間を指定
一般のドライバーが有料で客を運ぶライドシェアについて、大分県別府市では、客が乗る場所や行き先を指定できる「デマンド型」導入の検討が始まりました。
バスやタクシードライバーの慢性的な不足が課題となっていている別府市。
こうした中、市は13日、タクシー事業者などで作る協議会に「デマンド型」のライドシェアの導入を新たに提案。
「デマンド型」は利用客が車両を予約し、行き先や時間を指定できるものです。
市が示した案では、週末の金曜日と土曜日に繁華街から目的地まで一般のドライバーが市の車両を運転して客を運ぶことなどを想定しています。
市では2024年12月に実証実験を始めることを目指しています。
また、13日はすでに市内の南部地区で実施され、決まったルートを走行する「湯けむりライドシェア」について、亀川など北部地区でも10月1日から実証運行を始めることが発表されました。