今秋に就航予定のホーバークラフトがまたも接触事故 操縦訓練中に4度目 けが人なし 大分
これで4度目の事故です。
5日午後、操縦訓練中のホーバークラフトが大分市側の発着場のスロープに接触する事故が起きました。
けが人や油の流出はないということです。
ホーバーの事故が起きたのは西大分の発着場です。
大分海上保安部によりますと、5日午後3時すぎ、運航会社の大分第一ホーバードライブの乗組員から「操縦訓練中にスロープ側面に接触した」と通報がありました。
当時、2番船「Banri」を使った訓練が行われていて、発着場のスロープを登ろうとした際に事故を起こしたとみられるということです。この事故で船体前方の右側付近が幅1.8mほど破損しました。
けが人や油の流出はないということです。海上保安部が事故原因などを調べています。
ホーバークラフトを巡っては2023年11月の訓練開始以降、空港側の発着場でも護岸やフェンスに接触する事故を起こしていて、事故は今回が4度目です。
相次ぐ事故を受け、空港側ではクッション材として土のうを設置する対策が取られています。
就航は2024年秋を予定していて、きのうは運航ダイヤや料金の案が発表されたばかりでした。