24日午前、松本駅と東京方面を結ぶ「特急あずさ」の車内でヘビが捕獲されました。

捕獲のため、列車は10分ほど遅れ、ヘビは警察に届けられ飼い主は見つかったということです。

走行中の列車の座席の下で動く生き物…。

顔を出したのは、ヘビです。

松本駅を24日午前10時10分に出発した「特急あずさ18号」の車内で乗客がヘビを発見。

その後、塩尻駅で停車した際、駅員が捕獲して「落とし物」として警察に届け出ました。

この影響で「特急あずさ18号」は10分ほどの遅れが出ました。

撮影した人によると車内で混乱はなかったということです。

一体どんなヘビなのでしょうか。

駒ヶ根市にある爬虫類専門店に映像と写真を見てもらうと…。

爬虫類専門店ドラゴンボックス 菊池祥平店長
「ボールパイソンというヘビの種類。初心者向けとして販売されているヘビですね。原産国はアフリカのものだが、いわゆる繁殖された個体だと思われます。ヘビイコール毒がある凶暴というのが一般の認識なので飼われている方はそこはしっかり分かった上で逃げ出さないようにしてもらって こういうニュースがないようにしてほしい」

ボールパイソンに毒はなく、警察によりますと今回見つかったのは体長約50センチ。持ち主は乗客で、24日午後5時ごろに返却されたということです。

JRは「猛獣及びへびの類」の車内への持ち込みを禁止しています。