子どもたちに地元の魅力を知ってもらおうと企画されました。

小諸市の名所、懐古園で10月に開かれる謎解きイベントに向けて、問題を作る高校生たちが事前の勉強会を開きました。

27日、小諸城址・懐古園に集まったのは、小諸高校と小諸商業高校の生徒5人です。小諸市の商工会議所では懐古園を舞台にした謎解きゲームのイベントを4年前から開いています。子どもたちに地元の魅力を知ってもらおうと企画しているものでイベントで使われる問題の作成を高校生たちに依頼しています。

27日は、問題づくりを担当する生徒たちがガイドと一緒に懐古園の中を歩き歴史などを学びました。

こもろガイド協会 高木繁さん
「左がお城、分かりますか？町より低いところのお城があるんですね。街から見ると穴のほうに入っていくというふうで穴城という縄張り（設計）も一つ特徴です」

生徒たちはメモを取ったり写真を撮ったりして謎解き問題に使えそうな情報を集めていました。

高校生
「迷っていますいろいろ。鶯（うぐいす）石とかいいなって思いました。ウグイスの声が聞こえたとかっていう歴史が面白いなと」

謎解きイベントの主な対象は小・中学生で問題の難易度にも工夫が必要です

小諸商業高校の生徒
「懐古園の横の文字にしようかな…。」

「これですこれ。これを似たような文字を2～3個くらい用意しておいて正解はどれか。見て分かる感じ、そういう問題にしようかなと」

作る問題は全部で5問。高校生が考えた問題を通して小中学生たちに地元の魅力を伝えます。

小諸高校 菊池柚葉さん
「友だちとか一緒に来た人とワイワイしながら楽しんで解いていってほしいなと思います。」

イベントは10月6日に「信州小諸ふーどまつり」の中で開かれます。