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小林市贈収賄事件 元市職員の男に執行猶予付きの有罪判決 宮崎地裁

2025年3月12日 8:07
小林市贈収賄事件 元市職員の男に執行猶予付きの有罪判決 宮崎地裁
テレビ宮崎

架空の水道工事を発注し、業者から賄賂を受け取った罪などに問われている宮崎県小林市の元職員の裁判です。
宮崎地裁は、男に対し執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、小林市上下水道課の元主幹・長瀬賢太郎被告53歳です。
判決によりますと、長瀬被告は去年6月、架空の配水管修繕工事の発注で合意した菊水設備の代表菊池健一郎被告から約22万円の賄賂を受け取った加重収賄や詐欺などの罪に問われていました。

12日の判決公判で、宮崎地裁の船戸宏之裁判長は「公務員としての立場を利用した社会的信頼を大きく失う悪質な犯行」とした上で、小林市との示談が成立していることなどから、長瀬被告に対し懲役3年・執行猶予5年、追徴金21万7832円の有罪判決を言い渡しました。
弁護側は控訴しない方針です。

また賄賂を渡した罪などに問われていた菊池被告には、懲役2年・執行猶予4年の有罪判決が言い渡されました。

最終更新日:2025年3月12日 10:37
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