７月、山形県内を襲った記録的な大雨により舟形町では町特産のアユを獲る「やな場」が崩壊する被害が出ていることが分かりました。県は2日午後対策本部を開催し、最新の被害状況を確認します。

小国川漁協伊藤欽一組合長「鉄骨がむき出しになっていて、すのこも流された状態」

舟形町特産のアユを獲る「やな場」では今回の記録的な大雨で「やな場」が崩壊する被害を受けました。

小国川漁協伊藤欽一組合長「川の水は何度となく出たが、ここまでひどくなったことはなかった」「復旧にはかなりの手間とお金がかかる状態」

県のまとめによりますと、1日午前11時現在、大雨による住宅の被害は全壊が9棟、半壊が1棟、一部損壊が4棟、床上浸水は370棟、床下浸水は686棟となっています。また、避難所は庄内・最上の6つの市町村で開設されていて避難者数は270人となっています。鮭川村では避難指示が継続中です。

県は午後2時から災害対策本部会議を開催し、被害状況の共有や復旧にむけた今後の方針を話し合います。