雪解けの時期だけ出現する飯豊町の「水没林」 気球に乗り上空から楽しむイベント開催
山がt県飯豊町の白川湖に、雪解けの時期にだけ出現する観光スポットの「水没林」があります。この景色を上空から楽しむイベントが24日、初めて開催されました。
飯豊町のダム湖「白川湖」で初めて開かれたのは、気球に乗って水没林の景色を楽しむイベントです。
白川湖は、毎年3月から5月にかけて飯豊連峰の雪解け水がダムに流れ込み、水面に木が生えているように見えるいわゆる「水没林」を楽しむことができます。
「うわーすごい!飛んでる飛んでる」
気球は、暖められた空気の力で上空およそ20メートルまで上昇していきます。
いいでカヌークラブ堀江守弘さん「暖かい空気で上に浮かぶ。その力だけで飛んでいる。熱が冷めていくと気球はゆっくり降りていく」
イベントは24日限定で、およそ20人が参加しました。普段は見ることのできない上空から見る水没林。参加者たちは、およそ10分間のフライトの間、記念写真を撮ったり、ゆったりと景色を眺めたりしていました。
埼玉県から「景色めっちゃきれいです。埼玉から来たまず雪が珍しい」
福島県から「水没林の木々に霧がかかっていて幻想的できれいだと思った」
去年5月の白川湖の水没林です。新緑に染まったゴールデンウイーク前後が観光客で最もにぎわいます。
いいでカヌークラブは、いまの時期の雪化粧した水没林の姿も楽しんでほしいと話します。
インタいいでカヌークラブ堀江守弘さん「残雪が残る中での白の水没林も飯豊町の魅力だと感じている。4月は白の水没林、4月下旬からは緑の水没林とそれぞれの美しさがある。ぜひ足を運んでいただきたい」
白川湖の水没林は、例年5月中旬まで楽しむことができるということです。