10トントラック245台分の雪を搬入完了 蔵王のジャンプ台 ワールドカップに向け準備
山形市の蔵王では1月19日からスキージャンプのワールドカップが予定されています。ことしは雪不足が問題となっていましたが、トラックで会場に雪を運んで必要な量を確保し、無事開催できる見通しとなりました。
山形市のアリオンテック蔵王シャンツェでは1月19日から3日間、スキージャンプ女子のワールドカップが予定されています。例年はこの時期1メートル以上の雪が積もっているジャンプ台周辺ですが、1月3日時点の積雪はわずか15センチほどでした。
山形市スポーツ課早坂正伸課長「1月8日からトラック20台で蔵王エコーラインから雪を運んでもらってきのう午後までに必要な量を運び終えた」
山形市は11日までの4日間で10トントラック245台分の雪を会場に搬入。12日は雪が降る中、重機で雪を押し固める作業が進められていました。
山形市スポーツ課早坂正伸課長「競技に必要な厚さ圧雪で45センチと聞いているがその分を整備するのに必要な量が確保できている。雪は十分なのであとは会場設営の準備を順次進めていく」
スキージャンプのワールドカップ蔵王大会には15か国から52人がエントリーし、日本からは高梨沙羅選手らが出場する予定です。