山形市の気象台の標本木でサクラの開花観測 去年より2日遅く平年より4日早く
9日も春の便りが届きました。山形地方気象台は、山形市でサクラが開花したと発表しました。去年より2日遅く、平年より4日早い観測です。
中川悠アナウンサー「山形地方気象台のサクラも開花したということでやってきました。どこでしょう。あ!開いてます!中の雌しべなども見えています周りの花芽も膨らんでいるのが多いようですね。」
山形市の山形地方気象台にある標本木のソメイヨシノ。9日午後、気象台の職員が5から6輪以上という基準を上回る数の花が咲いているのを確認し、開花を発表しました。去年より2日遅く、平年より4日早い観測です。
山形地方気象台 栗田邦明調査官「ことし2月は大雪となったが、それほど気温が下がったという訳ではありませんし、3月に入ってからは、気温が高い状態で経過したので平年よりも早い開花になったと考えられる。」
県内では7日、酒田市の日和山公園で県内最初の開花発表があり、8日は山形市の霞城公園と鶴岡市の鶴岡公園でもそれぞれの市が開花を発表しました。
山形地方気象台によりますと、サクラは開花から4日程度で満開を迎えることが多いということです。一方、県内は11日から来週の中頃まで天気が崩れる見込みで、週末の花見には、雨具の準備が必要となりそうです。