区間運休続くJR米坂線 台車を点検のためトラックで搬送 新潟市内の車両基地に
去年8月の豪雨の影響で現在も一部区間で運休が続いているJR米坂線で2日、車輪などの定期検査を行うため、車両を載せている台車部分を運ぶ作業が行われました。
定期検査のため運ばれたのは、JR米坂線の車両の台車部分合わせて2台です。
JR米坂線は、去年8月の豪雨の影響で、長井市の今泉駅と新潟県の坂町駅の間で区間運休が続いています。そのため、検査を行う新潟市の車両基地に線路で移動することができないことから、現在はトラックによる搬送が行われています。
台車は、長さおよそ3メートル、重さは3トン以上で、車輪の細かい傷や歪みなどの検査や修繕が行われます。
担当者「車輪にはもともと基準があり乗り心地が悪くなったり揺れがひどくなったり最悪の場合は脱線につながる可能性もあるので安全管理上、車輪の表面の形状管理がとても大事」
台車は11月中に検査を終え、再び、運行で使用されます。