クマと車が衝突…クマはそのまま立ち去るも車両の一部が破損。小国町の国道113号上
31日未明、山形県小国町の国道で、クマと乗用車が衝突する事故がありました。運転手の男性にけがはなく、クマはそのまま立ち去ったということです。
31日午前0時30分ごろ、小国町伊佐領の国道113号で、市街地方面へ西に向かって走行していた乗用車が、進行方向右側から飛び出してきたクマ1頭と衝突しました。
小国警察署によりますと、車を運転していた60代の男性にけがはありませんでしたが、車両の前の部分が破損しました。出没したクマは3頭で、このうちの1頭にぶつかったということです。ぶつかったクマはそのまま北側のやぶの中に立ち去りました。
警察ではパトカーを出動させ、付近の警戒に当たるとともに、近くを通る車や農作業をする人に注意を呼びかけています。現場はJR米坂線松坂踏切の西方300メートル付近の国道113号上です。