月山道路ではみぞれが降る恐れ スタッドレス装着呼びかけ 11月下旬並みの寒気
山間部での積雪に注意です。山形地方気象台は20日、21日から22日にかけて県内の山間部を中心に雪が降り、積もる恐れがあると発表しました。国土交通省も山岳道路でのスタッドレスタイヤの装着を呼びかけています。
20日正午ごろの上山市・蔵王坊平高原周辺です。時折太陽が顔を出すなか、色づき始めた紅葉を楽しもうと多くの人がドライブに訪れていました。
山形地方気象台によりますと、日本付近は21日から西高東低の冬型の気圧配置となり、11月下旬並みの寒気が流れ込む見込みです。このため、県内は22日にかけて山間部など標高が高い場所で雪が降り、積もる恐れがあるということです。
気象台では、積雪や路面の凍結による交通障害に注意を呼びかけています。また、国土交通省・山形河川国道事務所などは、21日から22日にかけて、国道112号・月山道路で「みぞれ」が降る恐れがあるとして、通行する際はスタッドレスタイヤやチェーンの装着などを呼びかけています。
さらに、県内は21日にかけて大気の状態が非常に不安定となることから竜巻などの激しい突風や落雷などに注意が必要です。