旧山形県民会館の跡地 市民会館着工まで貸し出し キッチンカー出店し初めてのイベント開催
山形市中心部の「文翔館」と「山形市役所」の向かい側に位置する旧県民会館の跡地は現在、更地となっています。跡地には今後、山形市の新たな市民会館が建設される予定です。着工までの間、跡地を使ってにぎわい創出につなげようと15日、初めてのイベントが開かれました。
中川悠アナウンサー「おにぎりやラーメンなど今日は6台のキッチンカーが並んでいます。ここは市役所の向かい側・県民会館の跡地です。お昼時ということもあり多くの人でにぎわっています。」
山形市七日町の旧県民会館の跡地で15日から始まった「キッチンカーマルシェ」。文翔館で開かれている旧暦の初市に合わせて山形市が企画しました。
2019年に閉館した旧県民会館の跡地は現在、更地となっていて、跡地には今後、山形市の新たな市民会館が建設される計画です。市は跡地を有効に活用し、中心市街地のにぎわいづくりにつなげようと、新しい市民会館を着工予定の2026年3月までのおよそ2年間、一般向けに貸し出しを始めました。イベントスペースは基本的に人工芝が整備されている跡地西側のおよそ750平方メートルで、イベントの開催は、今回が初めてです。
市文化創造都市課 庄司貴洋さん「きょうのようなキッチンカーのイベントの他に部活動の練習やサークル活動の発表などに使ってほしい。」
この日は県内で人気の飲食店などのキッチンカーが出店しました。
「ここを通るたびに何かしたらいいのではないかと思っていたが、まさかキッチンカーが並ぶとは思っていなかった。外で食べることもなかなかないし2月なのにすごくあったかいのでちょうどいい」「おいしい」
市文化創造都市課 庄司貴洋さん「新しい市民会館が出来るまで約2年間空く予定だがこういった形で中心市街地のにぎわい創出につながればいい」
この「キッチンカーマルシェ」は16日も開かれ、8店舗が出店する予定です。