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寒河江市の観光イチゴ園オープン 猛暑で開園遅れるも海外からのツアー客に人気

2024年1月12日 17:39
寒河江市の観光イチゴ園オープン 猛暑で開園遅れるも海外からのツアー客に人気

山形県寒河江市で冬季間の観光の目玉の1つとなっている観光イチゴ狩りが12日からスタートしました。
去年夏の猛暑の影響で、1か月遅れの開園です。

開園式にはJAや寒河江市の関係者などおよそ30人が出席しました。テープカットをして開園を祝った後、招待された親子らが早速、イチゴ狩りを楽しみました。
会場のストロベリーファームは10棟のビニールハウスにおよそ3万株を植えていて、「やよいひめ」や「かおり野」など粒が大きくて甘味の強い10種類のイチゴを楽しむことができます。

来園者「おいしい」(いちごどれくらい好き?)「このくらい。甘くて何個でもいける」

この園地は例年、12月20日ごろから6月中旬までオープンしています。しかし、今シーズンは夏の猛暑の影響で、去年9月に植えた苗が枯れたり、しおれたりしたためおよそ半分を植え替えました。開園は20日ほどずれ込みました。

ストロベリーファーム武田幸太郎さん「もう問い合わせの電話も鳴りっぱなしで非常にご迷惑をかけた。なんとか植え替え植え替え改植してなんとかここまでこれた」

寒河江市のイチゴ狩りは、コロナ禍前から外国人観光客にも人気があり、新型コロナウイルスが5類に移行して迎えた今シーズンは、台湾の団体客を中心に問い合わせが相次いでます。

ストロベリーファーム武田幸太郎さん「12月の半ばころからインバウンドが予約あったがいちごがなかったのできょうまで全部キャンセルに残念だがさせてもらった」

キャンセルは20件以上あったものの13日以降は、毎日のように台湾からのツアー客の予約があり3月以降は、タイ人観光客の予約も入っているということです。

ストロベリーファーム武田幸太郎さん「今年は日射量が多いので非常に甘いイチゴができる。ぜひ来て楽しんでいただきたい」

ストロベリーファームの営業時間は午前10時から午後3時までで月曜定休です。事前予約制で、問い合わせ先は、JAさがえ西村山となっています。観光イチゴ狩りは6月中旬まで楽しめるということです。

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