6日の強風で山形県内のラ・フランスやリンゴが落果 被害額2億5000万円に 県のまとめ
10月6日に吹いた強風の影響で、山形県内各地で収穫前のラ・フランスやリンゴが落果するなど農作物に被害が出ました。これまでの被害額はおよそ2億5000万円にのぼることが県のまとめで分かりました。
県の調べによりますと、6日の強風による農業被害は山形や長井、鶴岡など県内ほぼ全域の25の市町村で確認され。被害額は計2億4700万円に上ります。
内訳は、ラ・フランスやリンゴの落果など果樹の被害が最も多く2億4100万円。次いでネギの葉折れやキュウリの枝折れなど野菜への被害が300万円。パイプハウスなどの破損が200万円などとなっています。
このほか強風以外に鶴岡市や真室川町など4市町村ではひょうが降り、野菜や果樹が傷つく被害が出ていて、被害額は400万円にのぼります。さらに、酒田市や西川町などでイネやソバが倒れる被害も確認されていて、県が調査しています。県は被害の全容を確認した後、農家への支援が必要か検討するとしています。