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担当教員の机と壁の間から発見 山形県立南高校の期末テストで答案用紙の紛失騒ぎ

2024年12月13日 16:49
担当教員の机と壁の間から発見 山形県立南高校の期末テストで答案用紙の紛失騒ぎ

山形市の県立山形南高校で、教員が11月に実施された期末テストの1クラス・およそ40人分の答案用紙を紛失した問題で、紛失した答案用紙が13日午後、校内から発見されました。

紛失していたのは、11月25日に山形南高校で実施された「化学基礎」の期末テストのうち、1年生1クラスおよそ40人分の採点済みの答案用紙です。
12月9日、採点した教員が答案用紙を紛失したと校長に申し出て発覚しました。紛失した教員は「いつどこで採点したかは覚えていないが、学校の外には持ち出してはいない」と話し、発覚後、全職員で校内を捜索しましたが見つかっていませんでした。
13日午後1時半すぎ、紛失した教員が化学準備室を捜索したところ、その教員が使っている机と壁の隙間から全員分の答案用紙が発見されたということです。学校は「紛失した教員は今回の事態を招いたことを大変反省している」とした上で「なぜ机と壁の隙間に答案用紙があったのかはわからない」と話しています。
見つかった答案用紙はその後、生徒に返却されました。学校側は今後、答案用紙が発見されたことを保護者にメールで報告するということです。
山形南高校の森雅光教頭は「再発防止に向け答案の扱いや保管体制などの指導を緊張感を持って徹底する」としています。

最終更新日:2024年12月13日 18:26
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