山形県大蔵村の山の中にキノコ採りに出掛けたまま行方が分からなくなっていた、東根市の77歳の男性が15日午後、遺体で発見されました。

遺体で見つかったのは東根市神町西4丁目の無職・佐竹幸信さん（77）です。警察の調べによりますと佐竹さんは10月13日の正午ごろ、「大蔵村肘折でマイタケを採ってくる」と知人に告げて出掛けたまま連絡が取れず、自宅にも帰っていなかったものです。心配した知人が探したところ、大蔵村南山の山道で佐竹さんの軽乗用車を見つけ、15日午前9時半ごろに新庄警察署に届け出ました。そして警察と消防などの捜索の結果、15日午後2時過ぎ、車が見つかった場所から南西方向に1キロ以上離れた 山の斜面近くで仰向けに倒れ、すでに死亡した状態の佐竹さんが発見されました。佐竹さんに目立った外傷はなく、警察で死因などを調べています。