サクラの開花見込みまで2週間 鶴岡公園でぼんぼりの設置作業始まる 28日は冷え込みに注意
春の花見シーズンを迎える準備が進んでいます。サクラの名所として知られる鶴岡公園では開花に合わせて夜の園内を照らしだすぼんぼりの設置作業が、始まりました。
毎年、花見シーズンに向けて、鶴岡公園では華やかな夜桜を楽しんでもらおうと園内を照らし出すぼんぼりが設置されます。設置作業は26日から始まり、27日も業者が高さ3メートルほどの支柱を組み立て公園の周囲に立てていました。
28日までにあわせて159本のぼんぼりを設置し、サクラの開花を待ちます。
通行人の女性「きれい。春めいてきた」
山形地方気象台によりますと鶴岡市は最高気温が10.9度で青空が広がり、穏やかな天気となりました。このほか、酒田市飛島が11.7度、東根が10.4度、山形が10.3度など県内8か所の観測地点で最高気温がそれぞれ10度を超えました。
鶴岡市によりますと鶴岡公園のサクラの開花はほぼ平年並みの4月10日ごろの見込みです。
鶴岡公園のぼんぼりは開花が発表された日からおよそ2週間、夕方の5時半から夜9時まで園内を照らします。
一方、県内は28日の朝、各地で厳しい冷え込みとなり、強い霜による被害や凍害の恐れがあるとして気象台では農作物の管理に注意を呼びかけています。
最低気温はところにより村山・置賜・最上の山沿いで氷点下8度、平地で氷点下6度、庄内の山沿いで氷点下5度、平地で氷点下4度とそれぞれ予想されています。