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猛暑で山形県産米の一等米比率下落受け 暑さに強い雪若丸などの作付面積拡大へ 

2023年11月22日 17:11
猛暑で山形県産米の一等米比率下落受け 暑さに強い雪若丸などの作付面積拡大へ 

ことし夏の記録的猛暑で、山形県産の一等米比率が去年より大幅に下落したことを受け、吉村知事は22日、雪若丸といった暑さに強い品種の作付け面積の拡大に向けて調整していることを明らかにしました。

県内でことし秋に獲れたコメの1等米比率は9月末現在で54.7%で去年の同じ時期から40ポイント以上の大幅な減少となりました。主要銘柄ごとに見ると、「雪若丸」が91・1パーセント、「つや姫」が63パーセント、「ひとめぼれ」が54・2パーセント、「はえぬき」が43・2パーセントなどで雪若丸が比較的暑さに強いことが分かります。
こうしたなか吉村知事は雪若丸といった暑さに強い品種の作付け面積の拡大に向け、関係機関と調整を進めていることを明らかにしました。また、雪若丸のほかにも高温に強い新たな品種の開発についても視野に入れていると述べました。

吉村知事「JA組合長等との意見交換の際には雪若丸の作付を拡大したいと要望をもらった。すみやかに技術対策を取りまとめ指導を行うとともに高温耐性を持つ新たな品種の開発や栽培方法の研究を加速していきたい」

一方、次の知事選への出馬について問われた吉村知事は「今は経済の復活や物価高騰の対策など目の前の課題にしっかりと取り組みたい」と答え明言を避けました。

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