中秋の名月を前に16日、プラネタリウムの施設に行かなくても美しい星空を楽しめる「出張プラネタリウム」が都留市のミュージアムで開かれました。

　ミュージアム都留に登場したのは直径4メートルのドームです。NPO法人「星つむぎの村」では、病気などで星空を見られない人のために「出張プラネタリウム」を行っています。

プラネタリウム案内
「３、２、１、出発！今、宇宙に出てきました」

　市内の児童を招いた今回の出張プラネタリウムでは、この時期に都留市で見られる星空を紹介した後、地球を飛び出し太陽系の星々や天の川銀河へ。生き物の起源は宇宙にあることが紹介されました。

参加した子どもは
「音楽がすごかった」「星がいっぱいあった。お月様もあった」「地球から宇宙へ飛び出して、いろいろな星や銀河を見てすごく楽しかった」

星つむぎの村 跡部浩一 共同代表
「子どもたちが大きくなったらこの街を離れるかもしれない。でもその時に都留のミュージアムで星を見たことが、大事なものとして残っていくのではと期待している」