26日の県内は気温の上昇とともに空気が非常に乾燥し、笛吹市などでは枯れ草などを焼く火事が4件、相次ぎました。

　もくもくと立ち上る大量の黒い煙。

　26日午後1時50分ごろ、笛吹市石和町砂原の浅川沿いののり面が燃えていると、近くの事業者から119番通報がありました。火は川を挟んで反対側の河川敷の下草などにも燃え広がり、消防による消火作業が行われました。

　笛吹市ではこのほか、午前10時10分ごろに石和町四日市場、午前11時45分ごろに八代町岡の休耕地でそれぞれ、枯れ草などを焼く火事が相次ぎました。2つの火事では計900平方メートルの枯れ草などを焼き、いずれも野焼きが原因でした。

　また、市川三郷町市川大門では午後1時40分ごろ、市川中から約80メートルの塩沢川のり面の竹林で竹や下草など約500平方メートルを焼く火事がありました。

　甲府地方気象台によりますと、26日は甲府と韮崎で最小湿度6パーセントを記録するなど空気が非常に乾燥していて、火の取り扱いに注意を呼びかけています。