20年前はどんな年?“大合併”に“40℃超え”…2004年度の出来事を振り返り 山梨
今年度、20歳を迎える人が生まれた2004年度はどんな年だったのでしょうか?20年前の出来事を振り返ります。
2000年ごろから始まった「平成の大合併」。甲斐市や笛吹市、北杜市などが次々に誕生したのがこの年です。
旧上九一色村は紆余曲折の末、村の北部が甲府市と南部が富士河口湖町と合併するという、当時は全国で唯一の「分村合併」を決めました。
凄惨な事件も相次ぎました。4月には山中湖村、8月には現・甲州市でバラバラに切断された遺体が発見されました。山中湖村の事件は未解決のままです。保険金目当ての殺人事件も相次ぎました。
この年の夏、県内は記録的な暑さに見舞われ、7月に甲府で40.4℃を観測。
歴代最多の10個の台風も上陸しました。10月には台風22号と23号が県内を直撃、深刻な被害をもたらします。
また10月にはマグニチュード6.8の新潟県中越地震も発生し、自然災害の脅威を突きつけられた年でした。
去年、刷新された紙幣のデザインですが、まだ馴染み深い3種類の旧札は20年前の11月に発行が始まりました。
5000円札の肖像には県ゆかりの作家・樋口一葉が採用され、大きな話題となりました。