【注意】大阪・梅田の居酒屋で14人集団食中毒 発症者から「ノロウイルス」検出 店は3日間営業停止
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大阪市は21日、大阪・梅田の居酒屋を利用した客14人が腹痛やおう吐などを発症し、発症者からノロウイルスが検出されたと発表しました。大阪市は集団食中毒が発生したとして、店に3日間の営業停止を命じました。
大阪市によりますと、16日、市内で開催されたスポーツ大会に参加した20人が大会終了後に、北区の飲食店「梅田大衆酒場 H」を利用しましたが、20人のうち19歳から50歳の男女14人が腹痛や下痢、おう吐などの症状を訴えました。
入院した利用客はおらず、全員快方に向かっているということです。
飲食店では魚介のアヒージョや牛すじ大根、ちくわの磯辺焼きのほか、じゃがバターチーズやポテトサラダなどが提供されていて、利用客や従業員からはノロウイルスが検出されたました。
大阪市は、店内の飲食による食中毒と判断し、「梅田大衆酒場 H」に対し、21日から23日までの3日間、営業停止を命じました。
ノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎は冬に流行するとして、大阪市は手洗いやうがいを徹底するよう注意を呼びかけています。