◇MLB　カブス1×-0パイレーツ(日本時間19日、リグリー・フィールド)

今季9度目の先発登板で7回7奪三振無失点と好投したカブスの今永昇太投手がチームについて語りました。

今永投手はこの日の試合を含む9試合に先発して5勝0敗と負け知らず。さらに防御率は0.84と、これは防御率が公式記録となった1913年以降、オープナーを除いて歴代1位の記録です。活躍の要因として今永投手があげたのは「カブスという組織の素晴らしさ」でした。

「(カブスは)鈴木誠也選手がいて僕がいて、通訳も日本にゆかりのある方で、本当に日本人をバックアップしてくれる組織。チームメートも常に前向き。今日勝った後にネリス投手がスピーチをしていたのですが、負けてる時ではなくて勝った後にスピーチをするというチームはなかなかないと思いますし、すごく前向きな言葉を話していたので、すごく良いチームだなと思いました」

ネリス投手は「勝つということはこんなに大変なことなので、みんな前向きに明日も絶対勝ちましょう」と話していたそうです。

また本拠地であるシカゴの街を、今永投手はまだじっくりとは楽しめていないようで、「球場の往復と、行きにドーナツ屋さんのカフェラテを買うルーティンしかない。いつもスモールアイスラテかミディアムアイスラテか決まっていないのですが、(店員に)コロコロ変わるやつだなとは思われていると思います」と、笑いを誘いました。

今後は「街を歩いた時に声をかけてもらえるような活躍をしたい」と語っています。