◇プロ野球パ・リーグ 日本ハム4x-3楽天(1日、エスコンフィールドHOKKAIDO)

日本ハムは延長10回に清宮幸太郎選手がサヨナラタイムリーを放ち今シーズン初勝利。新球場“エスコンフィールドHOKKAIDO”での公式戦初勝利も飾りました。

日本ハムは同点の7回、代打・今川優馬選手の勝ち越しタイムリー、清宮幸太郎選手のタイムリー内野安打で2点の勝ち越しに成功します。

しかし直後の8回、メネズ投手が楽天・辰己涼介選手に2ランホームランを許し、すぐさま同点に追いつかれてしまいます。

それでも、新球場での初勝利を狙う日本ハムは3-3で迎えた延長10回、先頭バッターの野村佑希選手が2ベースヒットを放ち出塁すると、続く清宮選手がライトへのサヨナラタイムリーを放ちホームのファンへ勝利を届けました。

試合後、清宮選手は新球場について「最高に特別な場所になりました」とコメントしました。

◆清宮選手、ヒーローインタビュー

――球場の雰囲気は？

「熱いです」

――熱い雰囲気を清宮選手が作ったというのはどんな気持ち？

「僕だけじゃなくて、上沢（直之）さんもすごく粘ってましたし、ジェイ（野村選手）も執念で2ベース打ってくれましたし、最後（福田）光輝さんもいいベースランニングでかえってくれたので皆さんのおかげです」

――サヨナラの場面の打席、緊張しなかった？

「興奮してました」

――打ったらヒーローという思いは？

「そこは平常心で、はい」

――野村選手も含め若い選手でクリーンアップを担っていますが、どんな思いで打席に立ってる？

「毎試合、オープン戦も含めて5番を打たせてもらっていますし、ジェイ（野村選手）も含めて僕たちが引っ張っていかないと優勝はないと思っているので、その気持ちで毎日戦っています」

――清宮選手にとって、この新球場というのは？

「今日のサヨナラヒットで最高に特別な場所になりました」

――これからこの球場でどんな時代を作ってくれますか？

「一度見に来た方たちを絶対つかんで離さない、熱い試合を毎回見られる、そんなファイターズを作って行きたいと思います」

――今後への思いを

「今日は大歓声ありがとうございます。やっぱりここにいる皆さんなくして優勝はありませんし、みんなと一緒に優勝したいんでぜひ、またここに来ていただいて僕たちにパワーをください。一緒に優勝しましょう！」