◇プロ野球セ・リーグ DeNA 5-1 広島(3日、横浜スタジアム)

DeNAの東克樹投手がバッテリーを組んだ山本祐大選手に対して“チクリ”と一言、コメントを送りました。

3日の広島戦に「5-1」で勝利したDeNA。この日のお立ち台に上がった東投手は、8回途中1失点の好投を披露しました。

8月28日の阪神戦に先発登板した東投手。翌日以降の試合は台風10号の影響などで中止となり、DeNAは6日ぶりに試合を迎え、東投手が中5日で再び先発マウンドに上がりました。この日の登板を振り返った東投手は「負けられない試合が続くので、“なんとしても勝つ”という強い気持ちを持ってマウンドに上がりました」とコメント。

このコメントの通り、ランナーを背負うも粘りのピッチングを披露。8回途中まで広島打線をわずか1失点に抑えました。

好投を披露した東投手は「打」でも活躍。4回に迎えた2アウト満塁の好機ではタイムリーを放ち、打点をあげました。

この打席に関し東投手は「いつも打ってくれる（山本）祐大が打ってくれなかったので、頑張ってランナーを返しました」と、バッテリーを組む山本選手をチクリ。ノーアウト満塁のチャンスでホームゲッツーを招くなど、この日「4打数1安打」という成績だった山本選手は、この言葉に悔しそうな表情を浮かべました。

東投手の「祐大のおかげ」というフレーズがお決まりのバッテリー。まさかのやりとりに、球場に集まったファンからは笑いが起こりました。

これで21試合連続クオリティ・スタートを達成し、ここまでQS率100％を誇る東投手。ファンに向けて「チームは一丸となって頑張ってます。ファンの皆さんも一丸となってこれからも熱い声援お願いします」とコメントし、ファンからは大きな声援が上がりました。