【箱根駅伝】早稲田大の山口智規は2区の大学新記録「目標はトラックでしっかり勝負」渡辺康幸&大迫傑を超えた20歳の誓い
箱根駅伝の2区を力走した早稲田大学2年生の山口智規選手(写真:日刊スポーツ/アフロ)
第100回箱根駅伝で早稲田大学は、総合7位に入り、シード権を獲得。花の2区で大学新記録を出すなど、チームを勢いづけた2年生の山口智規選手がさらなる飛躍を誓いました。
1区の間瀬田純平選手から首位と51秒差の12位でタスキを受け取った山口選手。6.5キロ過ぎに前を走っていた5位集団に追いつくと、力強い走りで8人を抜き、伝統のエンジのたすきを一気に浮上させました。
各大学のエースが集う花の2区で、区間4位となる1時間6分31秒をマーク。この記録は、OBである渡辺康幸さんが持っていた、1時間6分48秒の大学記録を29年ぶりに更新しました。
去年11月に行われた上尾シティハーフマラソンでは、1時間1分16秒を記録。同じくOBの大迫傑選手が保持していたハーフマラソンの大学記録を13年ぶりに更新。まさにレジェンドOBを超えるシーズンとなりました。
山口選手は「チームの台所事情でエース区間を任されてしまったんですけど、しっかり他大のエースと勝負できたのは自信になりましたし、まだまだ負けてしまったので、反省しないといけない部分もある」と振り返ります。
前回大会は直前の体調不良で欠場。復路の沿道で応援に回りました。雪辱を果たすべく箱根デビューとなった今大会を、「(昨年は)すごい悔しかった。楽しくて、つらい1年でしたが、苦じゃなかったな。楽しかったなと思えるレースでした」と充実感をにじませました。
今後に向けては「僕の目標はトラックでしっかり勝負すること。そこで自分の求める結果を残せるように頑張っていきたいと思います」とさらなる高みを目指します。
▽早稲田大学 山口智規選手(2年)の自己記録
5000m 13分34秒95
10000m 29分35秒47
ハーフマラソン 1時間01分16秒
1区の間瀬田純平選手から首位と51秒差の12位でタスキを受け取った山口選手。6.5キロ過ぎに前を走っていた5位集団に追いつくと、力強い走りで8人を抜き、伝統のエンジのたすきを一気に浮上させました。
各大学のエースが集う花の2区で、区間4位となる1時間6分31秒をマーク。この記録は、OBである渡辺康幸さんが持っていた、1時間6分48秒の大学記録を29年ぶりに更新しました。
去年11月に行われた上尾シティハーフマラソンでは、1時間1分16秒を記録。同じくOBの大迫傑選手が保持していたハーフマラソンの大学記録を13年ぶりに更新。まさにレジェンドOBを超えるシーズンとなりました。
山口選手は「チームの台所事情でエース区間を任されてしまったんですけど、しっかり他大のエースと勝負できたのは自信になりましたし、まだまだ負けてしまったので、反省しないといけない部分もある」と振り返ります。
前回大会は直前の体調不良で欠場。復路の沿道で応援に回りました。雪辱を果たすべく箱根デビューとなった今大会を、「(昨年は)すごい悔しかった。楽しくて、つらい1年でしたが、苦じゃなかったな。楽しかったなと思えるレースでした」と充実感をにじませました。
今後に向けては「僕の目標はトラックでしっかり勝負すること。そこで自分の求める結果を残せるように頑張っていきたいと思います」とさらなる高みを目指します。
▽早稲田大学 山口智規選手(2年)の自己記録
5000m 13分34秒95
10000m 29分35秒47
ハーフマラソン 1時間01分16秒