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【箱根駅伝】「早稲田の山問題を解決」“山の名探偵”早大1年・工藤慎作 合宿では4年生からマッサージも

2024年1月2日 17:46
【箱根駅伝】「早稲田の山問題を解決」“山の名探偵”早大1年・工藤慎作 合宿では4年生からマッサージも
早稲田大・工藤慎作選手(写真:アフロ)
◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(2024年1月2日往路・3日復路)

6年ぶりの表彰台を目指す早稲田大学。5区では1年生エース・工藤慎作選手が注目されました。

■合宿では4年生からマッサージ

工藤選手は1年生で唯一、出雲駅伝、全日本大学駅伝どちらにも出場。

練習でも30キロ走で先頭を走り、「駅伝やトラックでスタートラインに立った時は早稲田大学の工藤慎作であって、1年生だからどうというのは関係ないかなと思っています」と、先輩相手でも引かない強い気持ちを持っています。

そんな工藤選手の強さを支える秘けつになっているのが、早稲田大のチームワークの良さ。合宿では1年生の工藤選手を4年生二人がかりでマッサージする姿も見られ、上下関係を超えたチームワークがうかがえます。

■早稲田の山問題を解決

箱根駅伝で任されたのは山上りの5区。眼鏡をかけている風貌も相まって、花田勝彦駅伝監督から“山の名探偵”と呼ばれている工藤選手。そのキャッチコピーがSNSのトレンド入りするなど、注目を浴びました。

レースでは5位國學院大と57秒差の6位で襷(たすき)を受け取った工藤選手。山上りでその差をつめると、往路フィニッシュまで残り4.8キロ地点では5位に浮上し、6位に後退した國學院大に1分02秒の差をつけました。工藤選手は1時間12分12秒と区間6位の力走を見せると、レース後自身のSNSに「『山の名探偵』として早稲田の山問題を解決できたかと思います。本日は応援ありがとうございました!明日も早稲田大学の応援をよろしくお願いします」と投稿しました。

早稲田大学は往路5位でフィニッシュし、3日の復路に臨みます。

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