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「ここが最終目的地ではない」ソフトバンクがファーム日本一も小久保監督“1軍の優勝決定戦で活躍して欲しい”

2023年10月7日 19:02
「ここが最終目的地ではない」ソフトバンクがファーム日本一も小久保監督“1軍の優勝決定戦で活躍して欲しい”
ソフトバンク・小久保裕紀二軍監督
プロ野球・ファーム日本選手権 ソフトバンク6-5巨人(7日、宮崎)

4年ぶり5回目のファーム日本一に輝いたソフトバンク。小久保裕紀監督は優勝監督インタビューで「最終的には1軍の優勝決定戦で活躍できるような選手がこの両軍から出て欲しいと思います」などと述べ、優勝の喜びをかみしめました。

「ファーム選手権ならではの1発勝負なんでね、勝負はときの運。ジャイアンツさんもイースタン代表として力強いスイング、力強い球投げていましたし、どっちが勝っても恥ずかしくないプレーをしようと、いうところで、最終的にわれわれが日本一になれたということで最後はうれしかったです」

笑顔を見せた小久保監督。8回に巨人の2番手、井上温大投手から内野ゴロと犠牲フライで、逆転を決めたことについては「1年間キャンプからやってきた練習が最終的には実を結んだと思います」とコーチ陣と選手の努力をねぎらいました。

ファーム日本一の喜びをかみしめながらも、「ホークスもジャイアンツの若い選手もそうですが、ここが最終目的地ではないので」と改めて選手に伝える場面も。「きょうみたいな一発勝負の経験を経て、うまくいった選手は自信にし、うまくいかなかった選手は同じ失敗をしないという気持ちでフェニックスリーグ、秋のキャンプと頑張って最終的には1軍の優勝決定戦で活躍できるような選手がこの両軍から出て欲しいと思います」とプロ野球の未来を担う若手選手らに向けて激励の言葉を贈りました。

最後は「関西弁で口が悪くて、つらい思いした選手もいると思うんですけどかえって騒ぎましょう」とソフトバンクナインに向かって満面の笑み。ベンチは「おぉ!!」と盛り上がりを見せていました。