プロ野球の楽天は22日、釜田佳直投手(28)、寺岡寛治投手(29)、渡辺佑樹投手(26)、内田靖人選手(27)、岩見政暉選手(28)の5選手に来季の選手契約を行わないことを通知したと発表しました。

釜田投手は2011年ドラフト2位で入団。先発として1年目から7勝をあげるなど通算21勝をマーク。しかし、2019年を最後に勝利はなく、今季も2試合のみの出場でした。今後、トライアウトは受けない予定ということですが現役続行も含め考えていくということです。

内田選手は2013年ドラフト2位で入団した右のスラッガー。2018年には12本塁打をマークしましたが、今季出場は8試合、本塁打も0に終わりました。今後については未定としていますが、現役にこだわる意向だということです。

岩見選手は慶応大から2017年ドラフト2位で入団。六大学野球のリーグ戦で通算21本塁打放ち、右の長距離砲として活躍が期待されましたがプロ通算本塁打は1。今季の出場は3試合にとどまりました。今後は現役続行を希望し、トライアウトに挑戦するということです。

＜5選手の通算成績＞

◇釜田佳直投手
88試合 21勝16敗 防御率4.86

◇寺岡寛治投手
25試合 2勝1敗 防御率3.91

◇渡辺佑樹投手
23試合 0勝0敗 防御率2.89

◇内田靖人選手
162試合 打率.178 20本塁打 64打点

◇岩見政暉選手
35試合 打率.147 1本塁打 4打点