MLB・パドレスのダルビッシュ有投手が日本時間24日、練習に復帰しブルペンで27球を投じました。

ダルビッシュ投手は股関節と肘の故障により5月から戦線離脱、7月には“家族に関する個人的な問題”として、制限リストに登録され、以降登板の機会はありませんでした。

この日、故障者リストに移行されたダルビッシュ投手は「チームメートもそうですし、ファンの方からもたくさんメッセージをいただいて、こうやってまた帰ってくることができたので本当にみなさんに感謝しています」と周囲のサポートに感謝の言葉を残しました。

故障者リストではなく制限リスト入りを選んだ理由については「チームと一緒に遠征に行くことが難しいと思っていたので。それで故障者リストに入ってお金をもらうのが嫌だったから、そういう形になりました」と説明しました。

今日のブルペンでの手応えは良かったというダルビッシュ投手。今後はチームと相談し復帰登板に向けた実戦を積んでいくと説明しました。

チームは現在、ナ・リーグ西地区で首位ドジャースを4.5ゲーム差で追い3位。今月は14勝6敗と好調をキープしています。ダルビッシュ投手は「試合は見ていました。僕がいない間の方が(調子が)良かったので、帰ってくるかどうか迷わせました」とコメントし報道陣を笑わせました。