“性別めぐる”議論...2選手そろって「金」に王手 ボクシング女子・パリ五輪
“性別”をめぐり議論となっているパリオリンピック・ボクシング女子の2人の出場選手。
7日、その渦中の一人、台湾の林郁テイ(女へんに亭)選手が57キロ級の準決勝で5対0で判定勝ちし、決勝進出を決めました。
前日には、もう一人の当事者であるアルジェリアのエイマヌン・ハリフ選手も66キロ級の準決勝で勝利。これで2人そろって金メダルに王手をかけたことになります。
去年の世界選手権で一度は銅メダルを手にしたものの「女子選手としての資格がない」とされ、メダルを剥奪されていた林選手。
準決勝で勝利後には深く一礼して会場を後にし、メディアの取材にも冷静に応じていました。
現地時間の9日にハリフ選手、10日に林選手の決勝戦が行われる予定です。