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“性別めぐる”議論...2選手そろって「金」に王手 ボクシング女子・パリ五輪

2024年8月8日 7:30
“性別めぐる”議論...2選手そろって「金」に王手  ボクシング女子・パリ五輪
準決勝に勝利した台湾・林選手(写真:PA Images/アフロ)

“性別”をめぐり議論となっているパリオリンピック・ボクシング女子の2人の出場選手。
7日、その渦中の一人、台湾の林郁テイ(女へんに亭)選手が57キロ級の準決勝で5対0で判定勝ちし、決勝進出を決めました。

前日には、もう一人の当事者であるアルジェリアのエイマヌン・ハリフ選手も66キロ級の準決勝で勝利。これで2人そろって金メダルに王手をかけたことになります。

去年の世界選手権で一度は銅メダルを手にしたものの「女子選手としての資格がない」とされ、メダルを剥奪されていた林選手。

準決勝で勝利後には深く一礼して会場を後にし、メディアの取材にも冷静に応じていました。

現地時間の9日にハリフ選手、10日に林選手の決勝戦が行われる予定です。