◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト4-2巨人(30日、京セラドーム)

延長11回、勝ち越しのタイムリーヒットを決めたヤクルト・中村悠平選手がヒーローインタビューに登場しました。

2アウト1、2塁のチャンスで打席に立った中村選手は、5球目のストレートを捉えて左中間を破る、勝ち越しのタイムリー3ベースヒットを放ちました。「打った瞬間抜けてくれたのを確信したのでホッとしました」と打席を振り返りました。

最後はファンへ向けて「チームスワローズとして頑張りたい」と意気込みを語りました。

▽以下、中村悠平選手のヒーローインタビュー

――緊迫した延長戦の展開の中、打席が回ってきました。どんな思いで打席に入ったのでしょうか？

「まず延長まで投手陣を上手く粘ってリードできましたし、最後の打席の前も各選手がいろいろつないでくれたかたちだったので、なんとか返したいなという思いで打席に立ちました」

――ショートの頭を超え左中間方向へ飛びました。どんな思いで打球を見つめていたのでしょうか？

「とにかくかえしたいなと思っていましたので、打った瞬間抜けてくれたのを確信したのでホッとしました」

――きょうは合計6人の投手をリードしていくという展開でした。先発の小澤怜史投手がきょうの流れを作ったと思いますが、小澤投手に関してはいかがですか？

「緩急を上手く使えたのと、ランナーを出しても非常に粘り強く投げてくれたので、こういった最後の展開になったのかなと思います」

――5人のリリーフ陣、強気にインサイドを攻めていくそんなリードも見られました。リリーフ陣はどのような思いで引っ張っていったのですか？

「各リリーフ陣も投げきったりしてくれたので、僕も乗せられたというか、リリーフ陣に乗せられてリードした部分が多かったですね」

――これでチームはDeNA戦から4連勝となりました。さらに連勝を伸ばし、優勝に向けて加速する、そんなところをファンは期待しているかと思います。あすに向けて一言お願いします。

「まだまだ約1か月ありますけども、1戦1戦全力尽くして、チーム一丸となって、チームスワローズとして頑張りたいと思います。また応援よろしくお願いします」