◇プロ野球セ・リーグ　広島3ー2ヤクルト（25日、神宮球場）

延長10回に2アウトから矢野雅哉選手がライト前のヒットで出塁すると、8月17日の中日戦で根尾昂投手からサヨナラタイムリーを放った、松山竜平選手が代打に送られます。

ここは初球を打ち返し、左中間を破る2ベースヒット。矢野選手が一気にホームへ向かい、広島が勝ち越しに成功しました。

これが決勝点となった広島。ヒーローインタビューには松山選手が登場し「あしたからもおっさんがチームをしっかり引っ張れるように」などと神宮球場を温かな笑いで包みました。

▽以下、松山選手のヒーローインタビュー

――ベンチでは何と言われて出ていった？

「チャンスだったら行く」と言われていたんですけど、バント失敗で流れが悪いところで矢野（雅哉）が出てくれて、何とか（會澤翼の）バントをカバーしようと強い気持ちで行きました。

――初球から行きましたね？

とにかく自分のバッティングは初球から振っていくというものなので、それができてよかったです。

――手応えは？

まぁまぁよかったんで、抜けてくれるかなと思いました。

――おじいさんおばあさんも応援していると思いますが、何か言いたいことは？

特に・・・（笑）またあしたからも頑張れるようにみんなでチーム一丸となってやっていくだけだと思っています

――ファンに一言？

苦しい戦いが続いていますが、まだまだみんなあきらめてないし、ここから行けると思ってるんで、またあしたからもおっさんがチームをしっかり引っ張れるように頑張っていきたいと思います。