プロ野球・西武が31日、来季のコーチングスタッフについて発表しました。新たに榎田大樹氏がファーム投手コーチ兼リハビリ技術担当、青木智史氏がファーム育成コーチ兼人財開発チーフに就任するということです。

榎田コーチは、2010年阪神にドラフト1位で入団。2018年に阪神から西武に移籍すると移籍1年目で11勝を挙げチームのリーグ優勝に貢献しました。

現役引退後は、力学や解剖学を応用して、生き物の構造や運動を解析する学問であるバイオメカニクスの知識を習得しています。

球団を通じて榎田コーチは「選手が自身の強み弱みを理解し、それを試合で生かせるようにサポートしていきたいです。野手にも投手それぞれの特徴を理解してもらい、一緒に試合を作りながら結果を出し、信頼される投手を育成していきたいです」とコメントしました。

また、青木コーチは広島などで現役時代を過ごし、引退後は立正大学で指導も経験しています。「技術指導はもちろんですが、選手自身のやりたいことの言語化と、それをプレーに繋げていけるようサポートしていきたい」などとコメントしました。

「育成のライオンズ」を目標に掲げるチームにとっては、専門分野の知識を習得した榎田コーチとアマチュアでのコーチ経験を持つ青木コーチに期待がかかります。