◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト-DeNA(28日、神宮球場)

セ・リーグ3位DeNAの先発はチームの今季最多勝利、8勝(2敗)をあげている東克樹投手でした。

東投手はハーラーダービートップタイとなる9勝目がかかるマウンド。

2回、この日、久々にマスクをかぶるヤクルト捕手の古賀優大選手に3球目のストレートをバックスクリーンに運ばれ先制されます。

しかし3回の表、DeNAはランナーひとりおいて宮崎敏郎選手。軽々と左中間に運ぶ第15号ツーランアーチですぐさま逆転に成功します。

味方の逆転ホームランと4回のタイムリーで3点の援護を受けた東投手。その後は4回のヤクルト満塁の場面もサイスニード投手を内野ゴロに打ち取るなどヤクルトに最後の一本を許しません。

しかし6回、ランナー2人を置いてヤクルトの代打・青木宣親選手を迎えて東投手が投じたこの試合105球目。逆転の3ランを打たれマウンドを降りました。

東投手は5回 1/3を投げて被安打8、奪三振2、与四球3、自責点4で9勝目はなりませんでした。