タイガースの前田健太投手が日本時間19日先発登板しました。投げ合うのはレンジャーズの先発ジャック・ライター投手です。この試合の裏で“メジャー史上初の出来事”が起こっていました。

実はジャック投手の父は、メジャー通算162勝を挙げたアル・ライター投手。アル投手は、1995年から2004年まで10年連続2ケタ勝利を記録した名左腕。

そして、このアル投手の2歳年上の兄はマーク・ライター投手で、こちらも元メジャーリーガー。2度の2ケタ勝利のほか、1998年には自己最多の23セーブをマークし、メジャー11年間で通算65勝＆26セーブを記録しています。。

さらに、マーク投手の息子であるマーク・ライターJr.投手はカブスに在籍する現役メジャーリーガー。昨季は自己最多の69試合に登板して28ホールドを記録。今季はここまで9試合に登板し、防御率0.00と安定した投球を続けています。

ジャック投手がメジャーデビューしたことにより、父・アル投手とその兄マーク投手は、自分たちが兄弟揃ってメジャーリーガーになっただけでなく、お互いの息子もメジャーリーガーになった、ということになります。“メジャーリーガーの兄弟の息子それぞれがメジャーリーガーになった”のは、メジャー史上初めての出来事となります。