◇第5回日本スケートボード選手権（24日～27日、新潟・村上市）ストリート女子決勝

ストリート女子決勝は15歳の伊藤美優選手が男子顔負けの技を決めて、優勝しました。2位は0.01ポイント差で織田夢海選手が入りました。東京五輪の金メダリスト西矢椛選手はランで高得点をマークしますが、ベストトリックの1本目と5本目を失敗し、得点を伸ばせず、3位となりました。

2位の織田選手は「優勝しか狙っていなかったので悔しい。いまは大会で勝つことしか目標がないので、世界選手権に出られるようにしたい」と次に向けて意気込みました。

一方、伊藤選手はベストトリックで男子顔負けのハードフリップという複数の技をあわせた難易度の高い技を決めての優勝。「遊びでやっていたら、できるようになったら楽しくて何回もやっていた。（周りの女子が）やってないからやろうって」と笑顔。優勝者インタビューでは「すごいうれしいけど、実力不足なので、頑張っていこうと思いました。海外でもいい成績を残せるように、オリンピックにも出られるように頑張りたいです」とさらなる飛躍を誓いました。

▽決勝の結果（ストリート女子）
18.24　伊藤美優
18.23　織田夢海
18.03　西矢椛
17.43　赤間凜音（りず）
14.76　上村葵
14.50　杉本二湖
10.73　中山楓奈
9.83　北野朝戸