日本ラグビー協会は30日から始まるヨーロッパ遠征の参加メンバーを発表しました。

代表には2023年のW杯で主将を務めた姫野和樹選手が肘のけがから復帰し、約1年ぶりの代表復帰となりました。

代表メンバー発表の会見で日本代表のエディー・ジョーンズヘッドコーチは「肘の手術が終わり、復帰後のトレーニングの数値などをみてもいい状態。彼に求めることは、史上最高の選手になり、世界一のバックロー（フランカー、NO8）になること。それが彼の仕事です」と姫野選手に期待しました。

また、長年代表で主力として活躍するリーチ マイケル選手や稲垣啓太選手、松田力也選手らは、ケガやコンディション調整中などを理由に未招集となりました。

同じく主力メンバーをつとめていたW杯3度出場の松島幸太朗選手の招集外については「松島に関しては招集の対象ではない」と語り、「体をしっかり治さないといけないところもあると思うし、よりよい選手になる必要がある」と述べました。

日本代表は26日にオールブラックス（NZ）と国内最後のテストマッチを行い、11月にはヨーロッパ遠征でフランス、ウルグアイ、イングランドと戦います。