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「世界の比江島」「あれが彼の力」日本逆転勝利の立役者をチームメートも絶賛 4Qだけで17得点

2023年9月1日 6:30
「世界の比江島」「あれが彼の力」日本逆転勝利の立役者をチームメートも絶賛 4Qだけで17得点
勝利の立役者となった比江島慎選手(右)をたたえる渡邊雄太選手(左)写真:YUTAKA/アフロスポーツ
◇FIBAバスケットボールワールドカップ2023 順位決定戦グループO 日本86-77ベネズエラ(31日、沖縄アリーナ)

ベネズエラと対戦した日本は第4クオーターに9点のビハインドを逆転し86-77で勝利。48年ぶりとなる、自力での五輪出場に王手をかけました。

この試合、勝利の立役者となったのはチーム最年長の比江島慎選手でした。ファウルトラブルもあり、第3クオーター終了時点で約12分の出場、6得点と本来のプレーができていませんでした。それでも第4クオーターに4本の3ポイント、さらに試合残り1分55秒では逆転のシュートを決めるなどこのクオーターだけで17得点と大活躍。試合を通じてチームトップ23得点、さらにW杯での日本代表歴代最多となる6本の3ポイントを決め、チームを勝利に導きました。

この活躍に、指揮官もチームメートも比江島選手を絶賛しました。

――トム・ホーバスHC
「彼はいろいろ経験がある。Bリーグの日本人選手の中で一番3ポイントのパーセンテージが高い(43.4%)。だからもっとシュートを打った方がいいです。ゲームチェンジャーです。まぁ今日はね。いつもあれくらいやってほしいですね(笑)」

――渡邊雄太選手
「僕はマコ(比江島選手)とはずーっと、12年、13年間一緒にプレーしてて、世界でも彼を止められる選手っていないんじゃないかなって信じてたんですけど、本人がなかなか自分自身を信じ切れてなかったというか。ただ、今日は本当に僕たちが知ってるいつも見ている比江島慎だったんで。僕らからしたらサプライズではないですし、あれが彼の力なので、最年長が最後しっかり試合を決めてくれました」

――吉井裕鷹
「もう世界の比江島でしょ」

――富永啓生選手
「すごかったです。打ったら全部入るみたいな感じがあった。あのシュートで自分たちの流れになりました」
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