MLBドジャースの専門メディア「Dodgers Nation」は日本時間24日、カービー・イェーツ投手が佐々木朗希投手のスプリットは球団のレジェンドを彷彿（ほうふつ）させたという記事を掲載しました。

ポスティングシステムでドジャースとマイナー契約した佐々木朗希投手。キャンプでも連日注目を集め、ライブBPにも登板。

スプリットで空振り三振に仕留められた通算169本塁打のエディー・ロザリオ選手は「とても良い球で打つのが難しいよ。ナックルボールのように動いて見えた」とコメントしていました。

そんな佐々木投手の決め球スプリットについて、オフにFAでドジャースに加入したイェーツ投手は「えげつないよ。パドレスにいた時、野茂英雄に少し助けてもらったことがあるんだ。佐々木のスプリットは野茂と似ているよ」と絶賛しました。

トルネード投法から繰り出される剛速球とフォークが武器だった野茂氏は、1995年にドジャースに移籍すると、その年に13勝6敗、リーグ最多の236奪三振を記録して新人王を獲得。また両リーグで史上4人目のノーヒットノーランを達成するなど、MLB通算123勝、1918奪三振の記録を残しました。

その後、野茂氏は16年からパドレスのアドバイザーを務めており、17年の途中からパドレスに加入したイェーツ投手は、19年にリーグ最多の41セーブを記録しました。

球団のレジェンドを彷彿させる決め球のスプリットで、佐々木朗希投手がMLB1年目の今季にどんな成績を残すのか注目です。