◇プロ野球 練習試合 ヤクルト4-1広島(15日、浦添)

ヤクルトが今シーズン初の対外試合となる広島戦に勝利。高津監督が試合後、インタビューに応じました。

5回まで無得点でしたが、6回に赤羽由紘選手のタイムリーで追いつくと、8回には期待の大砲、3年目の澤井廉選手が勝ち越し2ラン。5人の投手リレーで広島打線を1失点でしのぎました。

2年連続5位に沈んだヤクルトの課題は投手陣。チーム防御率、失点ともにここ2年リーグ最下位で高津監督も「ピッチャーがしっかりしないと、勝ち目はないのかなと思っていますね。いくら打ってもやっぱりピッチャーだと思いますね」と語ります。

この日2回無失点の好投を披露した長谷川宙輝投手について「ブルペンより良かった」とし、「バッターが打ちづらそうにしているシーンがいくつかあったので、そこはちょっとこれからまた見ていきたいなと思いました」と期待を寄せました。

またオフに巨人から戦力外通告を受け、ヤクルトが育成契約を結んだ鈴木康平投手も2回無失点。しかし高津監督は「もう少し細かいところが必要かなと思います。こんなもんじゃないと思っています。変化球のコントロールであったり、空振り取る球種であったり、もう少しかなと思いますけどね」と厳しさも交えつつ期待が垣間見えるコメントを残しました。