プロバスケットボールリーグ・Bリーグの年間王者を決める「Bリーグ チャンピオンシップ2023-24」ファイナルの第2戦が26日行われました。

前回王者・琉球と初のファイナル進出・広島の一戦。先に2勝した方が年間王者に輝き、初戦を勝利した琉球は王手をかけています。

試合は第1Q立ち上がり、後がない広島が猛攻をしかけます。連続でゴールを沈めると残り6分39秒、11-3と広島リードの場面で琉球がたまらずタイムアウトを取ります。そのタイムアウトあけ、琉球の今村佳太選手が3Pを沈めるなど反撃をしかけますが、21-14と広島が得点差を広げます。

第2Qは琉球が反撃。残り6分54秒で25-25と追いつくと、攻撃の手を緩めることなく30-34と逆転し、前半を終えます。

後半の第3Q、勢いに乗る琉球がポイントを重ね、32-43と得点を11点差に広げます。苦しい広島は残り7分39秒で再びタイムアウト。しかしその後広島は持ち直し、一方の琉球は5分間得点を奪えません。拮抗した両チームの戦いは、48-47と広島が1点リードで意地を見せます。

第4Q、後がない広島が底力を見せます。ケリー・ブラックシアー・ジュニア選手、上澤俊喜選手が連続で3Pを沈めると、さらに上澤選手の連続ポイントなど、一気に琉球との点差を広げます。試合は逃げ切った広島が72-63で第2戦を勝利しました。

年間王者を決める運命の第3戦は、28日に行われます。

【今後の日程】
Bリーグ チャンピオンシップ2023-24 ファイナル 第3戦　5月28日